デルとEMCジャパン、Xeon Phi搭載の並列計算向けサーバーを発売

データセンター完全ガイド編集部

 デルとEMCジャパンは2017年1月10日、大規模並列計算向けサーバー「Dell EMC PowerEdge C6320p」を発売した。19インチラック2Uのサイズに最大で288個のプロセサコアを搭載することができる。ディープラーニングや気象情報などの大規模シミュレーションといった用途に向けたものになる。価格はオープン。

図:「Dell EMC PowerEdge C6320p」。2Uの筐体に最大で288個のプロセサコアを搭載できる(出典:EMCジャパン)

 プロセサはIntel Xeon Phi 7200シリーズ(開発コード名:Knights Landing)。以前、Xeon Phiは中央演算装置(CPU)を補助する「コプロセッサ」という位置づけであり、Xeon Phiを搭載したPCI-Expressカードを増設するという形を採っていた。7200シリーズからは、CPUソケットに取付可能な形になり、CPUとして動作し、サーバーを起動させる機能を備えるようになった。この結果、Xeon Phiが集積する多数のコアがメモリを直接利用できるようになった。PCI-Expressで増設する形を採するGPUと比べて、並列計算時の性能が向上するという。

 搭載できるXeon Phiプロセッサは、72コアのもののほかに、68コア、64コアのものを選べる。PowerEdge C6320pは1台の筐体に4つのサーバーを内蔵でき、それぞれのサーバーに1つずつプロセサソケットが備わっている。1つのソケットにつき、6枚のDDR4 Registered DRAMを搭載でき、最大メモリ容量は386Gバイトになる。それぞれのサーバーはIntelの「Omni-Path」ファブリックか、InfiniBandで相互接続できる。

図:「Dell EMC PowerEdge C6320p」が内蔵するサーバーボード。1つの筐体に最大で4つ入れることができる(出典:デル)

 4つのサーバーそれぞれが起動用に備える1.8インチSSDのほかに、筐体に挿入した2.5インチストレージを利用できる。2.5インチストレージは合計で24台挿入可能で、1台のサーバーはそのうちの最大6台(6GbpsのSerial ATA接続)を利用できる。ネットワークインタフェースはサーバー1つに付き1つの1GbpsのEthernetを利用できる。オプションで100Gbps Ethernetを取り付けることも可能。対応OSはRed Hat Enterprise Linux。


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