IIJ、マルチ/ハイブリッドクラウドの一元管理を可能にするサービスを提供へ

データセンター完全ガイド編集部

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は2017年3月13日、マルチクラウド、ハイブリッドクラウド環境の一元管理を可能にするサービス「IIJ統合運用管理サービス」を4月1日から提供すると発表した。それぞれ提供業者が異なるクラウド環境を併用する「マルチクラウド」や、パブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせる「ハイブリッドクラウド」を運用する例が増えているが、情報システム部門にとっては重荷となっていることが多い。運用業者が異なれば、それぞれ管理に使うコンソールは異なり、操作方法も変わるからだ。

 IIJが今回提供を始めるサービスは、運用業者の違いを問わず、マルチ/ハイブリッドクラウド環境を一元管理できる管理コンソールを提供するというサービスだ。クラウドサービスの管理APIにアクセスすることで、利用しているクラウドサービスの構成情報やリソース情報などを取得して、管理コンソールに提示する。クラウドサービスが異なれば、管理APIも変わるが、IIJはそれぞれのクラウドサービスに順次対応していく。管理コンソールを使う情報システム部門は、管理APIの違いを意識する必要はない。

図:IIJがデータセンター運用で蓄積してきたノウハウを活かして今回のサービスを提供する(出典:インターネットイニシアティブ)

 またIIJが提供する管理コンソールには、管理作業を自動化する機能が備わっている。クラウドを運用していると、管理者が毎日膨大な数のアラートを受け取ることになるが、IIJが今回提供するコンソールは、管理者が対応する必要があるアラートを分類する機能を持つ。年間1000万件以上のアラートを自動処理しているIIJを実績を活かして実装した機能だ。

 アラートもただ分類するだけではない、過去の対応履歴を参照して、アラートに対する最適な対応手順を提示する機能も備える。セキュリティインシデント発生時の初動対応や、定型的な対応を自動化することで、管理者の負担を軽くするとしている。

 システムがアラートを発するしきい値は、管理者が設定するものだが、IIJが今回提供する管理コンソールでは、しきい値の設定も自動化した。過去の傾向を読んで、適切なしきい値を自動で設定する。ストレージ使用量が急増するなど、ユーザーの利用傾向が変化したときは、変化の推移を予測し、しきい値は余裕を持たせて設定する。さらに、しきい値を利用した監視では検知できない不調も検知する機能を備える。

 4月1日のサービス提供開始時は、基本的な機能の提供から始める。しきい値の自動設定などの高度な機能は4月以降、順次提供していく予定だ。


■関連リンク
ニュースリリース

資料請求・見積依頼

下記リストの12事業者の資料・見積をまとめてとれます!
「資料請求」または「見積依頼」をご利用いただいた方“全員”に、データセンター完全ガイド最新号をプレゼント!12/20まで

データセンター&ITインフラサービスの資料が、まとめてとれます!

資料
すべて
見積
すべて
データセンター&ITインフラサービス
鈴与シンワート
オージス総研
(大阪ガスグループ)
北電情報システムサービス
富士通エフ・アイ・ピー
AGS さいたまiDC
エネルギア・コミュニケーションズ
キューデンインフォコム
エクイニクス・ジャパン
SCSK
シーイーシー
データドック
ベッコアメ・インターネット

※会員としてログインされている場合でも、プロフィールの入力が必要です。予めご了承ください。

雑誌最新号

クラウド&データセンター完全ガイド2017年秋号

【特集】 特集データこそ最大の経営資産の今
[攻め]で臨むITインフラセキュリティ

表紙『クラウド&データセンター完全ガイド2017年秋号』

発売:2017年9月29日
定価:本体2,000円+税
判型:A4変型判(144ページ)
ISBN:978-4-295-00245-1

調査報告書

表紙『データセンター調査報告書2017』

データセンター調査報告書2017

事業者、利用企業共に
クラウドシフトがより鮮明に

発売:2017年10月2日
判型:A4判(372ページ)
プレスリリース
試し読み(サンプル版)

データセンター検索

文字列検索
1/4ラック月額
回線種類

回線月額

インプレスグループ創設25周年