セールスフォース、日本国内2カ所目のデータセンター拠点を神戸のNEC施設内に開設

データセンター完全ガイド編集部

 セールスフォース・ドットコムは2017年4月14日、日本国内で2カ所目となるデータセンターの稼働を開始したと発表した。同社は2011年12月に、NTTコミュニケーションズの東京地域のデータセンター内に、日本では初めてとなるデータセンター拠点を開設しており、それに続くものだ。セールスフォース・ドットコム代表取締役会長兼社長の小出伸一氏は、今回のデータセンター稼働開始を「日本市場におけるビジネスへのコミットメントのひとつ」とコメントし、日本市場に注力していく姿勢を示した。

 今回稼働を始めたデータセンターはNECが2016年4月に新設した「NEC神戸データセンター」内にある。セールスフォース・ドットコムと2016年4月に、日本国内で2カ所目のデータセンターを開設するためにNECと契約を締結している。

図:NEC神戸データセンター。セールスフォース・ドットコムは日本国内2カ所目のデータセンター拠点をここに設置した(出典:NEC)

 セールスフォース・ドットコムは日本国内2カ所目のデータセンターの稼働を始めたことにより、同社が提供しているサービスの信頼性がさらに上がり、処理性能も向上するとしている。顧客の希望があれば、日本の2カ所のデータセンターでプライマリ/バックアップ体制を取ることも可能だという。セキュリティや社内規定などの事情で、日本国外にデータを持ち出したくないという企業が同社のサービスを利用しやすくなったと言えるだろう。そしてこの神戸のデータセンターは、日本に限らずアジア圏の顧客にサービスを提供する拠点となる。

 2017年3月にアメリカのSalesforce.com本社が、機械学習や自然言語処理などを活用した機能「Salesforce Einstein」を発表し、その機能を活用したサービスの提供が東京データセンターでも始まっているが、神戸データセンターでも同じように提供する。ただし、日本語のサポート体制がまだできていないサービスや、日本語の自然言語処理にまだ対応していないサービスもあるという。これらのサービスはサポート体制や技術の課題が解決できたところで日本語環境向けに提供するとしている。

 今回セールスフォース・ドットコムがデータ・センター拠点を置いたNEC神戸データセンターは、神戸市内の堅牢な地盤の上に建っており、免震構造を採用しているため、大地震に強い作りになっている。さらに、外気や地下冷気を利用した冷却構造や、気化熱の原理を応用したNEC独自の冷却技術「相変化冷却ユニット」などの効果により、PUE(Power Usage Effectiveness)値を1.18まで下げることに成功している。


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