伊藤忠テクノソリューションズ、ヤフーにOCP仕様の100Gスイッチ「Backpack」を提供

データセンター完全ガイド編集部

 伊藤忠テクノソリューションズは2017年6月16日、Open Compute Project(OCP)が設計情報などを公開しているネットワークスイッチ「Backpack」をヤフーに提供したと発表した。BackpackはアメリカFacebook社が自社のデータセンターで使うために開発したスイッチで、設計情報などの仕様をOCPに公開したことを2016年11月に発表している。

 Backpackはデータセンターのネットワークの中核となる「Top of Rack(TOR)」スイッチとしてFacebookが開発したもの。1台につき最大で128の100GビットEthernetポートを持つことができる。Facebookはデータセンターのスイッチを従来使用していた「6-pack(40GビットEthernetに対応)」からBackpackに順次入れ替えることで、データセンター内のネットワークを40Gビット/秒から100Gビット/秒に引き上げている。

図:Facebookが開発したネットワークスイッチ「Backpack」(出典:Facebook)

 伊藤忠テクノソリューションズは、BackpackなどのOCP仕様のハードウェアの特徴として、設計情報などの技術情報が公開になっているので、障害発生時の復旧など、メンテナンスが容易になるという点を挙げている。そして伊藤忠テクノソリューションズがヤフーにOCP仕様のハードウェアを提供するのはこれが初めてではない。2016年2月にOCP仕様のサーバーを1200台と、合計120ペタバイトのストレージを提供している。

 ヤフーは、数多くのサービスを提供している日本最大級のインターネットサービス企業だ。同社がサービスを提供する基盤となるデータセンターは、日々膨大な数のトラフィックを処理しており、その数は増大する一方だという。

 ヤフーでは、増大するトラフィックを処理する環境を処理するためにOCP仕様のハードウェアなど最先端技術の評価を進めており、データセンターに積極的に導入している。今回、伊藤忠テクノソリューションズが提供したBackpackスイッチは、技術検証のためにヤフーが国内で運営するデータセンターに導入したという。

 今回提供したBackpackスイッチのOSは、アメリカCumulus Networks社の「Cumulus Linux」を採用した。Cumulus Networks社は2017年1月末にCumulus LinuxがBackpackに対応することを発表している。

 伊藤忠テクノソリューションズは、日本国内で唯一OCPと「Solution Provider」契約を締結した企業だ。これまでにヤフーと共同で取り組んできた技術検証やシステム構築のノウハウを活かして、OCP仕様のハードウェア普及を目指す。


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