NTTデータ九州が博多駅のすぐそばにデータセンターを開設、高度な運用サービスなども提供

クラウド&データセンター完全ガイド編集部

 NTTデータ九州は2017年6月30日、福岡県福岡市に新しいデータセンター「博多駅前データセンター」を開設し、7月から運用を開始すると発表した。博多駅から徒歩数分、福岡空港から乗用車で20分ほど、地下鉄で10分程度と、交通の便が良い場所に立地しており、非常時も都内や大阪市内などの都市圏から短時間で駆け付けることができる。

 博多駅周辺は元々地震や津波が少ない土地だ。今回開設したデータセンターはその土地の中でも岩盤地盤の上に建ててある。さらに建物は、現行の建築基準法が定める基準よりも1.25倍も地震に強い造りになっている。通信回線は障害に備えるため、複数の箇所から引き込んでいる。さらに、NTTグループのビルをつなぐ専用の地下トンネル(洞道:とうどう)を通すことで断線の可能性を可能な限り下げた回線も引き込んでいるなど、通信回線も災害に強い構造になっている。

 電力設備も災害に備えたものになっている。電力会社からの電源は、変電所から配電線を3つに分岐して受電する「スポットネットワーク受電」で受電しているほか、無停電電源装置(UPS:Uninterruptible Power Supply)は並列冗長構成としている。さらに、長時間の停電に備えてディーゼルエンジンを利用した発電設備も備える。発電設備で使用する燃料については、広域災害発生時に燃料確保が難しくなることを想定して、独自に優先供給ルートを複数確保した上、NTTグループ各社が連携した燃料供給体制による供給も受けられる。

図:「博多駅前データセンター」の設備概要(出典:NTTデータ九州)クリックで拡大

 データセンターとして使用するビル全体の床面積は3万m2を超え、基本的なハウジングサービスのほか、常駐するシステムエンジニアによる業務運用受託サービスなどを提供する。付加価値サービスの業務運用受託は、例えばITIL(Information Technology Infrastructure Library)有資格者が受託した業務運用について改善を提案したり、アプリケーションの継続的な改善を可能にするAMO(Application Management Outsourcing)サービスを提供したりなどを通して、顧客業務についてのIT運用・管理の最適化を提案。NTTデータグループの一員として、大規模システムのバックアップセンターや災害対策センターなどを構築、運用してきた経験とノウハウを活かしてサービスを提供する。

 NTTデータ九州は、堅調に推移するデータセンター需要に応えるため、今後も事業を拡大していく方針を示している。


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