カスペルスキー、Linux用セキュリティソフトの最新版ーサーバーの保護にも新たに対応

クラウド&データセンター完全ガイド編集部

 カスペルスキーは2017年7月26日、Linux向けエンドポイントセキュリティ対策ソフトウェア「Kaspersky Endpoint Security 10 for Linux」の最新英語版の提供を法人を対象に開始した。従来はPC端末の保護にしか対応しなかったが、今回の新版からLinuxサーバーの保護にも対応するようになった。

 管理ツールやWindows向けバージョンなどもセットにして提供する。最小構成でPC端末の保護のみに対応する「Kaspersky Endpoint Security for Business-Core」の提供価格は、1年間有効なライセンスで3万2400円(10ユーザー:税別)から。サーバーの保護に対応するソフトウェアをセットにした「Kaspersky Endpoint Security for Business-Select サーバー・クライアント」の提供価格は、1年間有効なライセンスで10万4300円(10ユーザー:税別)から。

 新版ではRed Hat Enterprise Linux 7.3、CentOS 7.3など、広く普及しているLinuxディストリビューションの最新バージョンに対応したほか、このバージョンからLinuxサーバーも保護対象とした。インストールは簡単な操作をするだけで数分で完了し、インストール完了後にサーバーやPCを再起動させる必要がない。

 システム保護には、マルウェア定義データベースやヒューリスティック分析などの既存の技術に加えて、世界中のカスペルスキー製品のユーザーからマルウェアを攻撃に関する情報を収集している「Kaspersky Security Network(KSN)」を利用できる。KSNでは、怪しいファイルからさまざまな種類のメタデータを取得して収集しており、PCやサーバーなどの端末で怪しいファイルを見付けても、中身を分析することなくメタデータを比較することでそのファイルやURLの安全性を判定できる。さらに、機械学習と採り入れているほか、専門家による分析結果も反映させることで多層防御を実現している。

 マルウェアや攻撃のスキャン対象も広げた。ストレージのデータ領域だけでなく、ブートセクターもスキャンするように改良した。さらに、プログラム実行時にメモリ上に生成するプロセスのイメージもスキャンする機能も加えた。ブートセクターに潜むマルウェアや、メモリ上にしか現れず、検知が難しいマルウェアも検知できるようになった。

図:管理コンソールからメモリ上のプロセス分析を実行させたところ(出典:カスペルスキー)クリックで拡大

 Linuxファイルサーバー向けには、ファイルシステムやメモリを監視するだけでなく、Windowsのファイル共有プロトコルである「SMB(Server Message Block)」や「CIFS(Common Internet File System)」の通信を監視してシステムを保護する機能も提供する。


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