テクマトリックス、クライアントへのマルウェア感染を防ぐサーバーソフトウェアを発売

クラウド&データセンター完全ガイド編集部

 テクマトリックスは2017年8月8日、クライアントをWebアクセス経由のマルウェア感染から守るサーバーソフトウェア「Menlo Security Isolation Platform(MSIP)」を発売した。このソフトウェアはアメリカMenlo Security社が開発したもの。日本ではすでに同社の技術を利用して、クライアントをマルウェア感染から守るクラウドサービスを提供している事業者がいる(参考記事)。

 テクマトリックスは、「社内のセキュリティポリシーがクラウドの使用を禁じている」など、厳しいセキュリティポリシーを定めている企業に向けて、企業内サーバー(オンプレミス)にインストールすることで、すでにクラウドサービスとして提供が始まっている機能を利用可能にする選択肢として、今回のサーバーソフトウェアを発売した。

 MSIPを利用するには、インストールしたサーバーを社内ネットワークの出入り口となるゲートウェイやプロキシサーバーとネットワークを直結する形で設置する。社内のクライアントPCに追加ソフトウェアをインストールする必要はない。

 MSIPは社内のクライアントからのWebアクセス要求をすべて受け止め、MSIPが代行してユーザーが指定しているURLにWebアクセスを実行する。その結果アクセス先から返ってくるWebページのデータをMSIP内の「コンテナ」でレンダリングする。Webページのデータに悪意のあるJavaScriptやFlashファイルがあったとしても、コンテナ環境内でレンダリングするのでほかのコンピュータに悪影響が及ぶことはない。

 そして、MSIPはレンダリングしたWebページを、静的なWebページを表示するHTML5データにして、クライアントに返す。クライアントは静的なWebページのデータを受け取るだけなので、悪意のある動的なプログラムなどをクライアント上で実行して、マルウェアをダウンロードしてしまうということがなくなる。クライアントに静的なHTML5データを送信した後、MSIPはWebページデータのレンダリングに使ったコンテナをまるごと破棄するので、MSIPが悪意のあるプログラムなどを溜め込むことはない。

図:MSIPはWebアクセスのリクエストを出したクライアントに代わって、Webサイトにアクセスする。受信したデータはコンテナ環境で実行し、ページをレンダリングして、ページ表示に必要な静的なHTML5データをクライアントに返す(出典:テクマトリックス)

 テクマトリックスは今回発売したMSIPを、2018年3月末に50以上の企業、団体に販売する目標を立てている、また、MSIPにテクマトリックス独自の新たなサービスを付加して提供することも予定している。


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